いつもありがとうございます。岩手の高橋です。
今回の震災についてご丁寧にお電話くださり誠にありがとうございます。
お電話が来た時は出勤していたので留守でしたが、留守番電話にメッセージが
あり、本当にうれしかったです。
私の住んでいる所は岩手でも内陸の方なので津波の被害があった沿岸の方々に
比べると、だいぶ被害は少ないのですが、やはり停電や断水、電話の不通、
家屋の破損などはあり、今までに経験したことがない光景がみられました。
あんなに真っ暗な道路を走る事は考えもしませんでした。また今でも余震があり、
身体も少しの揺れに敏感になり、地震ではない風や大型トラックの振動も
地震かと思ってしまう感じです。食料は今の所、何とか足りてますが、
スーパー等は部分営業であり、品物も食品を中心に品薄状態になってきて
おります。それより岩手は広く、交通手段のほとんどが車であるのですが、
その車に入れるガソリンがなく、給油を求めて数キロ(数時間)の渋滞が
至る所でみられ、ようやく入れれるかと思っても5〜10ℓまでに制限
されていたり、自分の所で品切れという事もあるようです。電車やバスも
まだ復旧してなく職場へ行けない方もおります。そこで自転車をと思う方も
多く、自転車も売り切れ状態。その上、昨日からまた冬に逆戻りした様に
雪が降って積もっております。私は隣の市にあるクリニックで勤務している
ために患者さんの事を考えると、なかなか交通手段がないからと言って
休むわけにもいきません。ただ自分のガソリンも良くて明日、あさってには
なくなりそうです。その後どうするか、迷っている所です。但し、
昨日あたりからは沿岸の被災者も大きな病院もいっぱいになったのか、
何人か当クリニックに来る様になりましたので、少しでも力になりたいと
思うので、何とか続けて出勤出来るように考えたいと思います。
すみません長々と書いてしまいました。それにしても考えられない被害が
今回の震災地のみでなく、原子力発電所の事故により、その周辺、日本、
そして世界にも影響を与えそうです。でも暗い事ばかり考えずに、今までも
いろんな苦労から立ち直って来た国、日本の底力を、皆さんで協力しながら
発揮して、乗り越えて行きたいと思います。
どうぞこれからもお不動様と一緒に頑張る姿を見守って頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
[4] 高橋 修 (2011/03/16 Wed 22:12)